【goto熱海】国道135海岸ドライブと熱海温泉の旅
密のない旅、にするなら。
クルマの旅、それなら移動は完全プライベート空間です。
クルマで旅をするなら以下の通り、こんな条件が揃うと楽しくなりそうではないですか?
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・海岸線をはしる
・電車の通っていない町を走る
・見晴らしのよい展望ポイントがある峠をはしる
この3条件のいずれかに当てはめると大半の方の観光ドライブを満喫できて楽しめるのかな、と思います。(今回は昼ドライブをメインにしていまして夜景ドライブは省いています)
その理由は・・👒
- 海岸線は海沿いを走ると断崖に砂浜、展望など変化のある風景の連続で飽きない、楽しめる、癒される
- 電車が通っていない地域は昔ながらの日本のとある風景みられ、非日常的で新鮮。
- 森林浴ドライブの先にある峠の展望などは山の上で開放的な気分になれる。
この記事では観光ドライブコースを紹介しています。
行き先選びの参考になればとてもうれしいです。
私は都内バス会社で観光バスガイド歴25年。ガイド教官歴10年、観光歴25年経験があります。信頼の担保につながれば幸いです。
今回は海岸線のドライブコースをご紹介します
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ドライブルート
神奈川県小田原市石橋〜西湘バイパス〜R135〜江の浦ランチ〜東伊豆熱海温泉散策
小田原港から石橋料金所を通り抜けて海岸線をドライブ。
小田原名物のかまぼこ屋さんが数件、籠清さん、鈴廣さん、どのお店も本当においしいです。試食も出てるの寄り道して小田原名物かまぼこを味わうのもおすすめです。
少し走ると、(空いてれば石橋から10分くらい)で江の浦というエリアにはいります。
「鈴廣かまぼこ」江の浦店さんがあります。鈴廣さんの二階でお食事はオーシャンビュー。ヘルシーなランチがいただけます。鯛ごはんと練り物の入ったおでんに、おとうふ全て自家製で本店でもおなじみとても好評のお食事がいただけます。(私も大好き👒)
今回のランチは江の浦でR135から路地には行ったところにある、高台のお店をご紹介します。
季作久【海の眺めとランチ】

江の浦の狭路地、急坂を上がると眺めのよいランチを楽しむ。
こちらは海鮮や天ぷら、煮付けなどセットでいただける季作久さんです。
私は夏にお仕事で訪ねてさっぱりのお蕎麦をいただきました。
見た目は白っぽく艶っぽいおそばでコチラのこだわりの一品でして、店主さんに聞いたところ、「そばの実」の中心部分だけを原料にしてそばをつくるからそば自体の色が白いのだそうです。
ちなみに「そばの実」の外側部分を加えて作るとそばの色は黒っぽく舌触りが少しざらっした仕上がりになるらしいです。
そばの実の中心、核部分だけ使うと上品な仕上がりになるようです。つなぎに少し小麦粉使っているそうです。
喉越しの最後に香りがふんわりと味わえるお蕎麦。そばも色々、美味しいですね。
カウンター席が素敵、いい景色と美味しいお食事ができます。
食後はしばし海岸線をドライブ〜真鶴半島の横をぬけて〜湯河原海岸を過ぎると静岡県に入ります。
湯河原海岸をすぎて静岡県に入ると熱海温泉♨️に行く道は「R135」と有料道「熱海ビーチライン」の二つコースがあります。
二つのコースはこんなルートです。
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■熱海ビーチラインを走れば伊豆山温泉の源泉「走り湯」の立ち寄りもしながら、海岸線の景色は初島、熱海城がみえる有料道コース。
■R135コースは熱海の奥座敷伊豆山温泉の山側にある旅館や伊豆山神社の近くを通る多少カーブ道もあるコース。
どちらを通っても熱海温泉に行けます。海が好きなら熱海ビーチライン【有料道】で行くのが良いし、そのままR135でも良いしお好みでドライブしましょう。
熱海温泉の温泉街を歩く【食後の散歩】
熱海温泉は都会から近くて駅前が温泉街なのでおススメです。今回はドライブコースで紹介していますが、東京からでしたら新幹線、東海道線で気軽に出かけられますね。
日本最大級のレジャー総合情報サイト「asoview!(アソビュー)」
熱海温泉の歴史と温泉街の変遷をご紹介
熱海温泉は1270年前に発見されて以来、長きにわたり多くの人々を魅了している日本を代表する一大温泉地です。
古くから豊かな温泉の効能を実感されつづけ、温泉源泉や共同浴場は大切に守られ整備し発展してきました。
お殿様も足を運んだ熱海温泉
江戸時代頃には徳川家康や秀忠時代は熱海温泉に入りにたびたび訪れていました。しかし三代目家光の頃からは汲み上げ湯にして江戸城で入れるように温泉を樽に詰めて江戸まで
運ぶようになっていきました。すごい変化ですよね。
樽に詰めて温泉を運び♨️
当時熱海湯温が80〜90度だったようで江戸までの道中15時間程かけて運ぶと、到着する頃にはちょうど良い湯加減になっていたようです。
「万葉の湯」の温泉タンクローリーの先駆けは江戸時代だったとは・・すごいですよね。
熱海温泉街は新婚旅行のメッカに
明治以降、「金色夜叉」物語の舞台で話題になった熱海温泉は全国から一時は新婚旅行メッカとして繁栄しました。
1969年頃は年間530万以上の人たちが来訪していましたが、2000年頃は次第に観光客が減っていきました。当時の半分程240万人くらいまで落ち込みました。
今は再び熱海観温泉は観光で再注目されて賑わっていますね。理由は町おこしを若い方を中心にスタートして活性化されたのが理由の一つに挙げられます。やっぱり熱海は魅力あるなって散策するとわかります。
数年前から「意外と熱海」
「意外と熱海」をコンセプトに街の活性化を目指して再開発事業スタート。
多くの観光客が訪れる温泉に返り咲いています。(熱海に宿泊したお客様にアンケートしたところ意外と良かった!という意見多数ありコンセプト化されています)
100年以上前から続く店が今もその味を伝えていたり、廃業した浴場を店をスイーツの店にしたり、ゲストハウスでは買ってきた干物自由焼いて食べる体験ができたりさまざま。
ドライブで熱海の町にきて、熱海街歩きをして土地の空気を味わってみてほしいです。
さらにゆっくり温泉を楽しみたい方には宿泊がおすすめです。
一軒お宿をご紹介します。【高台の老舗旅館・大観荘】
熱海温泉大観荘です。(わたしはお仕事でいったのでバスでは行けないお宿でマイクロバスに乗り換えてお宿入りしました)
高台のお宿で見晴らしが良く、熱海市街賑やかな雰囲気から一変して静寂。お庭、温泉露天風呂、プライベートな時間に日常をしばし忘れて過ごせます。
the日本旅館🇯🇵を感じられます。
熱海温泉は奥が深いです、楽しみ方もいろいろ、味わえる、感じられる、歴史と共に育まれた町特有の独特な雰囲気。(私はとても好き)
バスの旅の名文句にこんな言葉があります。
「伊豆にはじまり伊豆におわる」
今までの人生で全国素晴らしいところを訪ねてみた…
けれど、あの頃出かけた、若き日の伊豆の旅、
その旅を懐かしみ、また伊豆へ旅にでる👒
密のない旅に。海岸線ドライブ×熱海温泉いかがでしょうか?
冬なら熱海花火大会に合わせて行くのも良いですね。インスタ映えした熱海ハーブ&ガーデンのブランコ・・・。
一足はやい春を見に熱海桜と熱海梅園を加えてもいいし、見所はキリがないほどです。
少しでも旅のきっかけになりますと幸いです。
良い旅になりますように👒
おまけ
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