もっと東京 人形町で食べ歩き&水天宮【バスガイドの作る観光コース】
日本橋人形町観光の魅力をお伝えします。
私は都内バス会社で観光バスガイド歴25年。ガイド教官歴10年、観光歴25年経験があります。信頼の担保につながれば嬉しいです。
この記事では東京で楽しめる観光コースを紹介します。
参考に読み進めていただけると幸いです。
人形町甘酒横丁で食べ歩きと水天宮へお参り
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もくじ
人形町ってどんな町なの?
人形町甘酒横丁のたべあるき
水天宮のお犬様を撫でる【ご利益】
日本橋人形町はどこにあるの?
東京中央区にあります。人形町散策に行くには地下鉄を利用するととても便利です。
人形町への行き方
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・地下鉄東京メトロ日比谷線 人形町駅
・都営地下鉄浅草線 人形町駅
・地下鉄東京メトロ半蔵門線 水天宮駅
人形町ってどんな町なの?
日本橋人形町といえば「甘酒横丁」の食べ歩き、「七福神巡り」、そして「喫茶めぐり」どこか懐かしい街並みを見つけながら楽しめる街です。
古くは江戸時代の歌舞伎浄瑠璃として栄えた歴史ある町で芝居小屋が点在し、人形師が多く住んでいたことからその町の名がつきました。
今から350年前「元吉原」はここ人形町にありました。
350年以上前の「元吉原」の名残はないに等しく面影は見当らないのですが、「新吉原」が現在地に移った後、この地は「芳町(よしちょう)」と称する花街として栄えており、その面影は今も健在です。
昭和初期には、芸妓置屋278軒、芸妓730名、料亭・待合が313軒と繁栄を極めていました。
人形町界隈は戦災を免れた地域で、昭和初期の面影を残す建物に花街の名残を感じることができます。元料亭の建物や、銅版の壁、待合いの建物、路地裏の風情など・・なかには登録有形文化財の建物もあります。
レトロな雰囲気を味わうのも人形町の楽しみ方の一つです。
本日の行程表はこちらです。
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甘酒横丁〜水天宮参拝〜うどんランチ〜甘酒とおやつタイム(食べ歩き)
人形町についたら・・
甘酒横丁をひと通り歩いてみよう。
甘酒横丁は長さ400メートルの通りのことを言います。明治座のある清洲橋通りまで続く通りで昔から、芝居を見に来た人たちで甘酒横丁はとても賑わっていたようです。
甘酒横丁の由来は、「尾張屋」という甘酒屋さんがありまして小路を甘酒屋横丁と呼ばれるようになりました。
人形町散策でかかせない人気のお買い物通りです。
食べ歩きのおすすめメニュー3つ【まずはコチラ】
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・今半の牛肉コロッケ
・柳屋のたいやき
・甘酒
水天宮へお参り
水天宮は安産の神様や水商売の神様として親しまれています。江戸時代の頃は芝赤羽の久留米藩有馬家上屋敷内にありました。江戸庶民の間では「情け有馬の水天宮」という地口もあったほど昔から多くの人の信仰を集めていました。現在の日本橋蛎殻町に移転したのは明治5年(1872)からです。
「情け有馬の水天宮」という地口があります。地口(じぐち)=洒落とほぼ同語です。
文政元年()久留米藩有馬家上屋敷内に祀られていた水天宮は人々の信仰が篤く、塀越しにお賽銭を投げる人が後を絶たちませんでした。時の藩主は毎月5日に限り、お屋敷の門を開き、人々のお参りを許しました。
そのことから有馬家と「情け深い」ことを掛けて、「なさけありまの水天宮」という洒落が江戸っ子たちの流行語となりました。(水天宮さんHP参考文献)
水天宮の神様
天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)
安徳天皇(あんとくてんのう)
建礼門院(けんれいいんもん)
二位の尼(にいのあま)
4柱の神様がお祀りされています。
水天宮境内にはかわいい銅像があります。
子宝いぬ
愛らしい子犬を見つめる母犬の像は子宝犬と呼ばれる像です。
穏やかな母犬にひとまわり囲む十二支があります。ご自身の干支を撫でると安産、子授け、無事成長などのご利益があるといわれております。
福犬の縁起物があります。いぬはお産が軽くてたくさん子を産むことにあやかった縁起物です。
安産子育河童
チラッとのぞいてる赤ちゃんかっぱがかわいいです。
足下と胸、肩に赤ちゃん河童がしがみついている姿が印象的な仲睦まじい河童の親子像でおかあさんが優しそうです。
水天宮の神さまのお使いといわれるそうです。お守りで魔除けの河童、河童の土鈴があります。河童の縁起物は水難や火除け、魔除けとしてお家に飾ります。
水天宮でお参りをしたあとはランチなら【うどんランチ】
谷や【讃岐うどん】
水天宮のお向かいで新大橋通り沿いにある讃岐うどんのお店です。
こちらのお店は「打ちたて」「切り立て」「湯がき立て」の本場讃岐のうどん屋さんです。
店内は明るく綺麗で目の前でうどんを作る様子もみられるカウンター席もあります。
早めのランチがおすすめです。(昼時のジャストタイムですと結構混みます)
甘酒横丁の美味しいお店
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・今半の牛肉コロッケ
・柳屋のたいやき
・甘酒
人形町今半本店・惣菜店
甘酒横丁から、よこ道の入ると今半の看板のついた建物があります。
「人形町今半」はすきやき、しゃぶしゃぶの有名な日本料理店です。ランチでは少しお値段が張りますが
お惣菜店では気軽に食べられます。
すき焼コロッケ 173円(税込)
じゃがいもに黒毛和牛とすき焼の具材を合わせ自家製の割下で味付けされています。
活気にあるお店で揚げたての美味しいコロッケやメンチコロッケをいただけます。(すき焼きコロッケ美味しいです)
こんな感じです。
東京の有名な鯛焼き「柳屋」のたい焼き
1匹150円です。行列必至です。
甘酒横丁で甘酒をいただく【通りに甘酒屋さん3軒あります】
今回は豆腐屋さんの甘酒をご紹介します。
とうふ双葉
カップに一杯甘酒200円、寒い季節ならホッと温まりますね。甘酒ソフトもあります。
まだまだ食べられる方に・・
人形焼きの板倉
無添加で昔ながらの手焼きの人形焼き、小腹が空いた時にちょうど良い小さなサイズです。
一つ100円(当たり前ですがあんこがすごく甘い)
街並み散策途中に人形町名物にからくり櫓があります。
2か所ありまして、「からくり櫓2分のショー」は毎時00分に見ることができます。昔から芝居が有名な人形町雰囲気を知ることができます。
最後に食べたあとは歩きましょう
人形町の小網神社(金運強運)
1000年前より鎮座されるお社で強運厄除け神社として崇められております。神社で人気なのは「まゆ玉おみくじ」で本物のまゆ玉の中におみくじが入っています。みみずく守も有名です。
神様との御縁がまゆの一本糸のように細く長く結ばれますように・・との願いが込められているそうです。初穂料は300円です。
記事まとめ
今回は人形町をご紹介しました。人形町一番のお楽しみ、食べ歩きは「甘酒横丁」を中心に点在しております。
老舗店でランチやたい焼き、人形焼き、甘酒、お茶、粕漬け、老舗散策は人形町の観光マップがあると散策が便利です。現地調達できます。マップを見ながら巡ってみてはいかがでしょうか。新たな東京の魅力を発見していただければ幸いです。
一通り歩いた後は、散策する足をやすめて昭和喫茶を味わうのもよさそうです。よい旅になりますように。
おまけ
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